滋賀県守山市の小児科なら、くまだキッズ・ファミリークリニック

赤ちゃんは自分で眼の異常を認識できず、伝えることができません。そのため、早期発見が重要となります。守山市のくまだキッズ・ファミリークリニックでは生後すぐの新生児期からでも行うことのできる目のスクリーニング検査を実施しており、必要に応じて眼科に紹介を行っています。

赤ちゃんの主な目の病気

強度屈折異常

遠視、近視、乱視が強い状態を指し、視力の発達に影響を与える可能性があります。この状態が続くと、網膜にピントが合わず、鮮明な映像が届かないため視力の発達が妨げられ、「弱視」につながることがあります。

先天性白内障

赤ちゃんの白内障は「先天性白内障」と呼ばれ、生まれつき、または生後まもなく水晶体が白く濁る病気です。原因は遺伝や感染、原因不明の場合など様々で、視力障害（弱視）につながる可能性があるため、瞳に白い濁りがある、眼振や斜視が見られるなどの症状があれば、すぐに受診する必要があります。

網膜剥離

赤ちゃんが網膜剥離になる主な原因は、未熟児網膜症（ROP）と呼ばれる病気です。これは早産などにより網膜の血管が未熟なまま出生し、環境の変化によって異常な血管が急激に増殖して網膜を引っ張ることで起こります。

当院で実施することのできる検査

当院では生まればかりの新生児期の赤ちゃんからでも目の検査を行うことができる体制を有しています。Red Reflex法という検査方法を用いて、検眼鏡を使用して赤ちゃんの目元に光を当てて、瞳孔の中の光の反射を観察し、異常があるかどうかを確認します。また、生後6か月以上の方にはスポットビジョンスクリーナーという機器を使用して検査を行います。

スポットビジョンスクリーナーについてはこちら

受診を検討するサイン

• 眼球運動の異常（不規則な動き、眼振（目が揺れる）、眼球を追わない）
• 白目の濁りや瞳孔が白く見える「白色瞳孔」
• 過剰な流涙
• 光をまぶしがる
• 視線が合わない
• 斜視（片方の目の視線がずれる）

さいごに

赤ちゃんの目の病気は早期の対応で改善することが多いです。守山市のくまだキッズ・ファミリークリニックでは、新生児期から行うことのできる目のスクリーニング検査を行っています。気になる症状などありましたらお気軽にご相談ください。